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2009年7月 7日 (火)

寸評・「ふうふうの神様」

これまた書いてる間に公演が終わってしまった……
困ったもんである。

劇団桟敷童子公演@スズナリである。

「神隠し」の物語である。
同じテーマの芝居は過去にもあったようだが、けらいは
前回公演が初見なので比較は出来ない。

いつの話なのか分かりにくい(おおよその見当はつく)
が、高度成長期ぐらい?
伝説や風習が迷信と切り捨てられてしまうようになった
頃の「神隠し」。
時代劇じゃないのもやるのかと正直びっくりした。
(前回侍ものだったからね)

ストーリーは前作より面白かったと思う。
前回も楽しめたが、弱いものがさらに弱いものを虐げる、
という話だったので、ラストはおおよそ見当がついた。
ありきたりだって話じゃなくてね。
芝居で表現される物語として、この展開なら最後は
こっちの方向だろう、でなきゃ観客納得せんだろう、と
いうものは、確かに存在すると思う。
事実であればどんな風に展開してもおかしくはないの
だろうが、フィクションの場合は「押さえて欲しいツボ」
を押さえた方が絶対面白いわけで。
そのツボが見えやすいものとそうでないものはあって、
「黄金の猿」は前者であったと。
うう、話がそれてきた……
つまり、今回の作品の方が、最後どこにオチるかが
見えにくかったのだ。
いい意味でね。
現代社会批判が声高でなく盛り込まれているのもいい
感じである。

セットは派手だが、前回ベニサン公演ほど大掛かり
ではない。
(前回との比較ばかりで申し訳ないが、なにぶん前回
しか見てないもんで)
大掛かりなセットは確かにすごいと思うが、必ずしも
必要ではないだろう。
一歩間違えたらこけおどしになるもんな。
今回は適量であったように思う。
スズナリの舞台がかなり奥行きあるように見えた。
さすがに運動会のシーンはちときつそうだったが。

あれれ、何か長い。
続きます。

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